Step3(3年次)

Step3「解決」は、患者・サービス利用者、医療専門職間の対立を理解し、問題解決ができる能力を身につけるステップです。


Step3は、クリスマス近くの2日間、集中講義の形式で行われます。初日は、講義で得た知識を活用し、映像教材での対立や葛藤を各自で分析し、グループメンバーに伝えます。2日目は、対立や葛藤を分析するだけでなく、チームの目標や方針、各メンバーの具体的な行動を考え、患者・サービス利用者中心に解決していく方策を検討します。さらに、自分たちが対立や葛藤を解決していったプロセスをふりかえってまとめます。各グループワークの合間に、グループワークの成果を発表し、他の学生や教員と共有して、これからの学習課題を見つけます。

※以下は2014年度の実施状況です。

【日時】

2014年12月24日(水)、12月25日(木)の2日間、1~4時限。

【学生】

医学部3年次生:120名、看護学部3年次生:81名、薬学部3年次生50名、計251名
※5から6名のグループを42編成。

【学習到達目標】

患者・サービス利用者、医療専門職間の対立を理解し、問題解決ができる能力。Step3の終了時、学生は以下のことができる。

  1. 学生の立場から専門職としてあるべき姿を考えることができる
  2. 対立及び対立の解決について説明でき、チームで生じている対立に気づくことができる
  3. チームの目標達成のためにチーム内の対立を解決できる
  4. 複数の問題解決案の中から、患者・サービス利用者らの意思を尊重した最も良い方法を、チームとして選択できる
  5. 患者・サービス利用者の治療ケアのあり方について、チームメンバーと率直に話し合うことができる
  6. 学生として現在保有している専門的知識と判断に基づいてチームメンバーに意見を述べることができる

【学習内容】

日程 時限・教室 内容
12/24(水) 1時限 薬学部120周年記念講堂 オリエンテーション
講義1:「対立を理解する」

講義2:「チーム内のコミュニケーション方法」

2時限前半
医・薬・看護学部6教室
映像教材視聴
グループワーク1:対立を分析して伝える(準備・個人ワーク)
2時限後半(6教室) チームづくり

グループワーク1:対立を分析して伝える(準備)

3・4時限(6教室) グループワーク1:対立を分析して伝える

グループワーク1のふりかえり

グループワーク2:対立の解決を目指して(準備)

12/25(木) 1時限(6教室) 2時限 オリエンテーション

講義3:「対立の解決を目指したアプローチ」
グループワーク2:対立の解決を目指して
グループワーク3:解決プロセスのふりかえり

3時限 4時限 発表会準備

学習成果発表会 1グループ7分+質疑応答5分

【授業の様子】

  • 11_3_001講義
    各講義で、対立や葛藤のメカニズムや、プレゼンテーションの方法、対立や葛藤の解決へのアプローチについて学びます。
  • 11_3_002映像教材視聴
    DVD等映像教材を視聴し、そこでの対立や葛藤を捉え、チームメンバーにプレゼンテーションします。
  • 11_3_003グループワーク
    各グループワークでは、問題の構造化と解決に向けての具体的な方針をグループで話し合います。学生たちは、ワークシートやホワイトボード(シート)を活用しつつ整理し検討していきます。
  • 11_3_004ファシリテーションの様子
    ときおり教員が学生の中に入り、助言や提案をとおして学生の議論の活性化を促します。
  • 11_3_005発表会
    2日間のグループワークの成果を報告します。会場では他のグループや教員との活発な意見交換があり、これからの学習課題を見つけます。